よろず日記??意味無しの毎日
YAMAHAのミニアコギ、これって何年前に買ったっけか??写真の色よりずっと綺麗なブルーで、トラがみつぐの為に買ってくれたもの。
元々普通サイズのアコギを当然弾いていた訳なんだけど、何せ大きいしね(笑)みつぐにはこのサイズの方が弾きやすいだろうと、、。
が、しかし、これを弾きこなすなんて抜かす前に、、、大大大特上の「壁」が、、。
それはぽーちゃん(笑
それに、何せミニサイズだから弦と弦の間隔が狭いのでとにかく弾き辛かった。思っても見なかった大失敗だったかも(笑
結局これは、さほど触らないままリビングのインテリアになっていた(笑
でも、先日アンジェラアキの「手紙~拝啓十五の君へ」を延々と聞いて居て「ギターを弾いてもう一度自分の為に歌いたい」これは自分への開放への呪文と思った。
下手でも何でもいいから自分を解放してあげたい、そして昔の意志を持たない人形だった自分と今の自分を認めてあげたい。20年以上も経った今こんな事を思うなんて変な話だと思うが、もうあの頃の自分を許してあげてもいいんじゃないかと素直に思った。
自分でも気が付いてなかった「深く深く積もってしまった澱」
自分の声が嫌いだった(これは今も現在進行形)
自分の歌が嫌いだった、BANDをやっている事が嫌いだった。
わがまま放題に周り中を振り回し好き放題に振舞う事でしか自分の存在価値を見せ付ける事が出来なかった非力な自分が大嫌いだった。
自分は飾り物でしかないと嫌と言うほど理解していた。
「飾り物」としての立場って何?ヴォーカルのみんなが当たり前にSHUREー58を使う中で自分だけは華奢なAKGのマイクを使っていた。我まま女王は誰よりも派手なアイドル衣装と言う鎧を来て周りを信じる事なんてしなかった。
一体自分は何者だったのだろう??
なんであんな事になったんだろう?誰に何を言われても良い、逃げ出したかった。
ドレスなんか着たくなかった。本来の絵を描いていれば幸せだった自分に戻りたかった。
最終的に救い出してくれたのはトラだった。
「俺はみつぐの声が好きだよ、あんまり居ない声質だから」
(↑褒めてる様で何かが違う。)
「BANDのイメージで歌を作る必要なんてないよ、歌いたい歌を作れば良い」
(↑バックは適当に遊ばせていただくから←トラの心の声)
「我まま女王でいいんじゃない?普通やりたくても出来るもんじゃないから」
(↑ヴォーカルは派手に越した事は無い←トラの心の声)
ぼ~~~~~~と人畜無害な顔しているくせに、意外とトラは腹黒い奴だった。
そして自分はこの一見人畜無害に見えて色々と得をしている腹黒いトラと25年も一緒に居る。
昨年、実家に帰った時に兄に言われた、
「BANDでドレス着て歌ってたみつぐってお前の事だよな?」
会社の女の子が、一体何処から聞きつけてきたのか「みつぐさんのお兄さんなんですよね、東京から帰る事があったら絶対に教えてください!一緒に飲みたい!!会いたい!」
と言われたそうで、、、、、。
もう勘弁してくれと思う反面、誰かの記憶に残っていてくれた事に「あの時の自分に意味は有った」と思わせてくれた事に感謝した。
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