解っては居たけれど

アニメの「四月は君の嘘」が終わってしまった。
原作読んでいたから結末は知ってたし、多分アニメでも肝心な所を違えるとも思えなかったので、ちゃんとストーリーを把握していたんだけど、３回も見て３回も泣いてしまった。
原作ではそれ程涙線をやられなかったんだけどね。

やっぱり音楽アニメは音が入って細かい表情が入って主人公の心情が手に取るように分かるから、自分の泣き虫な涙腺を思い切り刺激してくれたさ、、、。
ピアノアニメでいつも感じてた指先の動きの嫌な違和感を感じさせない、指先の動きが音と絡んで凄く繊細で見てて心地よかったのはこのアニメ位かもしれない。

でも、かをりちゃんが散っていく様は流石にやりすぎ！！！あれだけは過剰演出で嫌だったな。原作どおりに花びらで儚く美しく散って欲しかった。

ＣＭ挟んでの手紙を受け取ってからの日常芝居はアニメならではだね。細かい心の動きがちゃんと表情に表れていて心地良かった。
親友の「渡」は全部分かっていて、あえて道化まがいに自分を貫いた男前！！本当は「椿」の事も好きなのに、、（とセリフから受け取ったよ自分は）
彼女未満の「椿」はずっと付きまとってやる！と言いきったやっぱり男前の彼女未満の幼馴染
ついでに、「椿」の親友柏木はほ～～んと良い奴だった。
「椿」の１０倍は好きだねこう言うキャラ！（笑
まぁ学んだ恋愛観がＢＬってのは笑ったけど。しかも１０８冊、、、って煩悩の数（ーー；

トラウマと悲しみや喪失感、心にささる辛さが入り混じる、それでも前を向いて歩いていかなきゃならない中学生の青春ドラマは原作もアニメもどっちも良い作品だったと思う。


こんな事書いてるから、トラに言われるんだよね。
バカバカしくトコトン笑えるアニメも見なさいって（笑