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よろず日記??意味無しの毎日
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約4年前手術を受けてから、今現在の自分。
あえて、このブログから今までの経過(脊髄腫瘍C2~3)の手術前から術後今に至るまでの内容を読めなくした。
医療は日進月歩だからだ、今やiPSの臨床検査も始まりつつあり慢性期の自分たちにも5年後には臨床が始まるようだ、もしかしたら始まればもっと加速して行くかもしれない。
そもそもみんな程度は違うし、古い日記など意味があるのか?そう思ったから。

でも今現在の自分をここで書いてみようと思う。

相変わらずのウエストから下、足全体に広がる麻痺と痺れ、特に痛みが酷いのが足首からつま先で痛み出すと外部からわざと刺激を与えないと辛くてどうしようもない。
自分の足が冷たいのか暖かいのかさえも分らない。
膝から痺れが酷い時は家の中でさえも壁に手をあてて短い廊下を歩くほどだ。

車の運転も普通にするが、履いている靴によっては怖くて運転できない。自分の足が何処に向いているのか分らなくなるのだ。(ピタッとしたブーツで運転するのが一番安全!)

先日は夢の中でブレーキがの位置が分らなくて前を走るトラックに激突スレスレの夢を見た。目が覚めて「現実なのか夢なのか?」怖くてたまらなかった。

それと同時に胃腸や膀胱も確かにおかしい。元々食が細い自分はまるで幼児の様に一日食事を5回位に分けて採り、間違っても脳が満腹状態に感じさせる事は出来ない。満腹状態を感じると、50%位の確率でさほど長くも無い時間や距離を歩けなくなるからだ。だからやたらと「食え食え」と言われるのが苦痛でたまらない。「自分のペースで食べるからほって置いてくれ!」(笑)

それでも最近は段々と一度に沢山?食べられるようにはなってきた。
それは多分、女性ホルモンのサプリメントを飲んでいるせいだろう。プラセンタとは別にサプリを採っているのだ。最初は効果なんか期待してなかったけど、一ヶ月位飲み続けた頃段々と食欲が戻ってきた事に気が付いた。少なくてもあと5キロは欲しい(ってか48キロは欲しい)。でないと身長163.5は維持出来そうに無い。体力が戻ってくれないとやっぱりつらいねん。

こんな身体でも執刀医の先生には本当に感謝している。命を繋げてくれてありがとう。

自分は腫瘍事態が特別に珍しく、脊髄空洞症の空洞がかなり大きく肩や胸近くまで広がっていた。そしてオペの難度が高かった。腫瘍の出来ていた場所も悪かったので、「とにかくオペを急がないと」と言う状態だったらしい。がしかし、執刀医の先生の病院ではオペ室もベットも秋まで空かない(^^;;
執刀医の先生は初診の時、何度もはだしのままの自分を歩かせた。「腫瘍と空洞がこんな状態なのに何故普通に歩けている?。」と吃驚していた。それはやっぱり職業がね、、、、、。「平均台を歩くようにヒールを履いて歩く」この筋肉が発達していたからだ。その証拠に術後4日目、入院担当医師に歩いてみようかと言われた時、歩行器を使ったとは言え長い廊下を15歩目位からはほとんど歩行器を頼らないで歩けた。無理はしなくていいと言われたが、下半身より上半身の方が危うい様な感じさえした。

そんなこんなで?自分の執刀医の先生はわざわざ、ウチの大学病院に出張して来て自分のオペをしてくれたのだ。
裏を返せばウチの大学病院の先生方では手に負えない代物だったのだ。
お礼の手紙でも出そうか?でもお忙しい方だから返って迷惑かも、、、、そんな事を思い繰り返し思いながらこの月日を過ごして来た。
ネットで先生のお顔を拝見する度に、「お元気そうで何よりです」と思っています。

一歩間違えば死ぬより怖い結果が待っている。手術前にそう感じたから特に思うの。

医者は神様じゃ無いんです!だからどんな結果が待っていようが最善を尽くしてくれたのであれば「感謝」しか言葉が無いのだ。

そもそも病気になったのはお医者さんのせいじゃないよ、怪我もまたしかり!
お医者さんも人間!見落としだって中にはあるさ、そうしたくてそうなった訳じゃない、ネットを徘徊していると、お医者さんを恨む様な記事も沢山。

完全なる医療ミスならそれは責められるべき事。でも本当に最善の結果がその人にとって最悪だったとしてもそれは誰のせいでもない。

自分も、もし結果が首から下が全て麻痺して自分が安楽死を願うことになったとしてもそれは医者のせいではなく、「自分の心の病、あるいはそれが自分の寿命と言うものなのだ」

最近そんな事を強く思う。



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Comment
無題
お互い大変みたいですね。

自分は腫瘍がC3~C5、空洞症はC2~7、後遺症は主に左腕(特に肘から先)がきついです。ストレスかかると一気に痛み出すわ、歩いていても左膝抜ける、なんともないところでコケると、細かい問題は色々あります。

なっちまったものはしょうがない、問題はここからどうするかが大事、ただ理解し、相談できる人間が皆無で無理して突っ張ったのと、薬の親和性がよすぎた結果、メンタルの方にぶり返しが来て9ヶ月ほど戦線離脱してました(汗)

今、メンタルな方の先生が薬を徐々に置き換えて、弱い薬だけれど鎮痛補助薬としての顔を持つ構成がやっと見つかって、ちゃんと飲んでいればそこそこ仕事出来るレベルになったようです。

死よりも怖い結末は病院でも見たし、退院した患者さんを何人も知ってるので、理解はしてる。その中で、死生観ってのをこの病で教えて貰えたのは、自分にとっての感謝ですね。

今、一番の問題は、「もうゴールしてもいいよね?」と腹括ってる時に、地方在住の友人が、飲んだこと無い美味い酒飲ませて現世に未練を残そうとする事w 洋の東西問わず、粗方飲んでるはずなんだけどなぁ・・・ 俺のんべだもんね、よく分かってるよあいつww
徹哉 2015/03/05(Thu)21:44:49 編集
コメントありがとうございます
徹哉 さん

ご無沙汰しています。(^^)

9ヶ月の戦線離脱って、、、。
大丈夫ですか?

薬が効かないと、身体が辛くて心が蝕まれていきますよね。
自分も今その状態です。

次の4月初めの診察で新しいペインの先生を紹介と言うか?麻薬系の薬に変えてみる?なんて相変わらず、意思の疎通ゼロの主治医の教授と話をする事になって居ますが、あの教授と話をすると考えただけで鬱に入りそうな自分は、、、(汗)

寒暖の激しいせいか?下半身は更に動いてくれないし、出来れば自分も一か月で良いから戦線離脱したいです。

一人暮らししたい、、、、(笑

こんな事を言ったらみんなに申し訳ないけど、一人が一番気楽で薬になる様な気がしてます。(笑)
みつぐ 2015/03/12(Thu)02:31:34 編集
無題
仕事にうつつをぬかし、体の限界超えてるのにリボトリールに頼って、抑鬱神経症->うつ病(確定診断)になったのです。

自分の場合、普段から感情を表に出すタイプじゃないので、身体症状に出てたようです。仮面うつ病?

原因もストレッサーも自分で分かってるので、少し効果の薄い代替薬への置換、ストレッサーからの切り離し、自分の体と折り合い付けるのに9ヶ月もかかってしまいましたけどね(汗)

自分も一人暮らし、またしたいねぇ。
人と合わせるのが、非常に面倒なんですよ
徹哉 2015/04/08(Wed)22:28:46 編集
コメントありがとうございます
>人と合わせるのが、非常に面倒なんですよ

ホントにその通り!!><!

徹哉さんは普段感情を表に出さないタイプなんですね。それはかなりお辛いと思います。

自分は実現実でもそれほど感情を隠さない。子供の様に喜怒哀楽が激しいタイプ。
かと言って、むやみに吼えたりしませんが(笑

どうも昔から面倒事を背負込んでしまうタイプらしいので気が休まらない、それでキャパを超えて暴言を吐く時もありますが、そんな時でさえ、自分を自己分析してしまっている自分がたまに可哀想にうなってしまう時があります。

そもそも周りのみんな「自分」が病気だって事を普段忘れてる(苦笑

それならそれで良いのですが、家に帰って来てから倒れこんで痛みに耐えて眠りに落ちていくだけ、、、。

結構救われない性格です。

笑える事に、薬も効いてるとはほぼ実感ないし。

とりあえず、4/14に新しいペインに予約を取ったんです。少しでも良い結果が出てくれれば良いのですが、希望的観測です。

徹哉さんのコメントいつも嬉しいです。
これからも宜しければ仲良くしてください。(^^)
みつぐ 2015/04/11(Sat)02:32:56 編集
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