残るのは自分の声帯模写だけ？（笑

昔から色んな歌を歌ってきた。
自分がどんな形であれ歌をちゃんと歌うキッカケを遡れば、小学4年生の時からだ。

4年生になった春に音楽の先生が、最初の授業を始める前にワンフレーズづつリレー形式でクラス全員に歌を歌わせて行った。何の歌だったかなんて忘れたけど、いきなり指をさして「はい、あなた前に出てきて」と言われた。

クラスの中で1～3人何故かそのまま「学校の合唱班」（クラブ活動では無い）なんて物にぶち込まれた。当然大昔の話なので子供個人の意思など何処にも存在しない（笑

例外として水泳部と後一つ何処か忘れたが、そのクラブに入っている児童は合唱班には時間の関係で入れないとされていたんだけど、、、、何故か？？

実は自分は水泳部だったんだよ、、、。それはちゃんと音楽の先生に言ったのにスルーされたみたいで、何故後で水泳部の先生に小言言われるのか？理解できなくて子供心に傷ついてた。

子供心に傷を負っていた自分は中学生になってからはさっさと歌なんて当然辞めた！元々体育系だったから器械体操を始めた。

そして高校生になった自分は小さい頃から好きだった漫画やアニメと言った部活に入った。あ、茶道部にも在籍してました（笑

ちなみに、ウチの高校は美術と音楽は選択制だったので美術を選択した自分は自分の高校なのに音楽室にほとんど入った事は無かった。（笑
だから中学校からは歌なんてほとんど歌った記憶ないなぁ、でも兄のフォークギターがあったからそれをいじりながら先輩の作った歌を耳コピーして歌っていた位かな、、。

こんな経歴の自分が何故かバンドにぶち込まれボーカルなんて事をやる事になってしまった。
もう何がなんだか？？

自分がボーカルのバンドなのに、自分の歌いたいコピーはその場で却下。オリジナルを作っていたけどバンドのイメージ先行で地元アイドルやらされ、結局今考えても「ありゃ、いったいなんだったのか？」と自分でも思う。

ゆきにも自分もお互いのバンドを辞めたか崩壊寸前の時だったか？ゆきにが「殿と姫君」ってアコースティックDUOをやろうと言い出した。

その頃はもう実際の所、きちんとした声の出し方なんて自分でも完璧忘れていた。バンドでは本来の声で歌っていた訳じゃなかったし、発声の仕方も無理矢理だったし。でもま、どんな形であれ今までバンドやってきたんだから「力技」ってのはあるよね（ｗ
（↑力技、、、、それは絵にも言える事だけどさ）

でもギター２本だけで歌うなんて完璧にごまかし効かないじゃないか。因みにギターだって「力技」って言葉が合ってるって思うよ。わはははは

その時の映像を見る。あの時代なのになんでこんなに綺麗に残ってたんだ？今はDVDに変換されて手元に有るけど、何だか不思議だね。

ゆきにが先日自分に課題曲を出してきた。それを聞いてみて頭真っ白、、、
これを自分が歌うのか？マジっすか？

「お前の細い声で歌って欲しい」って（－－；；
もう細くないよ、それどころか声帯錆びきってます。

がしかし、どうしてもイメージを崩しちゃいかん歌もある。それは漫画から勝手に作っちゃったイメージソング！

今自分が歌ったらどんな風に歌えるんだろうと思うと怖い。

親友のK子も「この歌はこのままの声変わり前の少年の様に歌え」ってーー；；
無理を言うな自分はもうとっくに「おばはん」だぞ！！

結局ラスボスは四半世紀も前の「自分の声って言うか歌なのか！！」自分の声帯模写の練習するなんてどっか笑えちゃいます（涙