おかえり

昨日、ヒストリーチャンネルで「はやぶさ」の番組を7：00～9：00までやっていた。
とても興味が有った割に、特集番組を見ることが出来ないで居たので凄く嬉しかった。

開発者の思いや綿密な設計、こんな事がもし起こったら？の最悪事態が起こった時の想定プログラム。
無駄かも知れないと思っても二重三重に丁寧に愛情を持って組まれていたんだなって、気持ちが伝わって来た。

池下章裕氏のCGイラストにのって「はやぶさの心の声」を「池田昌子さん」（メーテル）が担当していて地球からの交信が不能となったはやぶさは
「寒い、早く私を見つけて」（だったか？）とつぶやき

そして無事に地球の軌道に戻って来たはやぶさが最後のミッションであるカプセルを地球に向けて放ち、はやぶさ本体はそれは美しく燃え尽きて消えていった。
「どうか、受け取って、、、」とささやきながら、、、。

燃え尽きる映像は本物で、悲しすぎて美しすぎて言葉が出ない。

これは初めから組まれていたプログラムなのに、分かっていた事なのに、
「はやぶさ本体が地球の大地に戻る事無く、大気圏で燃え尽きる」分かっていた事の筈なのに、頭の中で処理できずに居る。

はやぶさに心が有るわけは無い、池田昌子さんの声にシンパシーを感じているだけだと分かっていても、この番組の趣旨に狙い通りに「シテヤラレテイル」だけだと分かっていても、ただ涙がこぼれたよ。

これからの宇宙探査、開発が来たるべき時代にとって良いのか？悪いのか？なんて自分には分からないけど、でも、、、。


お疲れ様、そらの上でゆっくりおやすみ。